- 公開日：2025.11.08
- 最終更新日：2025.12.08
目次
下記のようなことでお困りではありませんか？
- 故人と同居していた家にそのまま住み続けたい
- 不動産をうまく分けられない
- 土地を相続したが他人の家が建っていてどうすればいいか分からない
不動産は高額な財産である一方、簡単には切り分けられないため、相続時にトラブルが生じやすい傾向があります
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不動産を相続する場合のポイント
トラブル例：自宅を分けると住むところがなくなる
たとえば、遺産が1,000万円相当の自宅のみで、相続人が妻と子1人という場合、両者はそれぞれ500万円ずつの相続持分を有することになります。しかし、自宅は現物として分割できないため、遺産を公平に分けるのは簡単ではありません。
仮に妻が自宅を相続し、子に500万円を支払うことができれば問題は解決しますが、そのためにはまとまった現金が必要です。
かといって妻がすべてを相続するのでは子にとって不公平ですし、自宅を売却して分けるにも、売却の可否や価格の問題、そして妻の住居が失われるリスクなど、現実的な課題が多く発生します。
このような場合、「配偶者居住権」の制度を利用することで、妻の居住場所を確保しつつ、相続人間での公平な分割を実現できる可能性があります。
トラブル例：自分が使えない土地を相続してしまった
そのほかにも、「土地を相続したものの、他人の家が建っていて自由に使えないため、不公平に感じる」といったご相談をいただくことがあります。
このような場合には、家の所有者（借地権者）に立ち退きを求めることが可能かどうかを検討するほか、貸している土地（いわゆる“底地”）として、どのように資産価値を高めていくかを考える必要があります。
不動産には、「価格が高い」「移動できない」「使い方によって価値が大きく変わる」といった特有の性質があります。
そのため、単に法的に妥当な分け方を検討するだけでなく、活用方法や売却の可能性なども踏まえて、相続手続きを進めることが重要です。
このような観点から、評価証明書などの公的な書類に記載された資産価値だけでなく、実際にどのような活用が可能かも考慮したうえで、遺産の分け方を検討することがポイントとなります。
不動産が関係する相続については、不動産に詳しい弁護士にご相談いただくことをおすすめします。
専門家のサポートを受けながら手続きを進めることで、当初は「負動産」と思われていたものが価値ある資産となることもあれば、逆に適切な対応をしなければ無用な争いや損失を招く分け方になってしまうこともあります。
当事務所では、100件以上の相続相談に関わってきた、不動産会社での勤務経験を持つ代表弁護士が、信頼できる不動産事業者や不動産鑑定士などの専門家と連携しながら、ご依頼者様のご希望に沿った遺産分割の実現をサポートいたします。
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当事務所に寄せられた相談事例
- 遺産のほとんどが自宅であり分けられない
- 遠方の山奥の不動産なので相続したくない
- 相続登記をしたいが顔を合わせたくない親族がいる
- 遺産の不動産をどうすればいいか分からない
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自宅から無料相談可能
当事務所では、相続の相談について、ご自宅から無料相談をしていただけます。不動産の遺産分割について、あなたの不安点を親身にヒアリングさせていただき、弁護士が相続の不安点を解消できるように、ご提案させていただきます。気になることや不安なことがあれば、ささいなことでもお気軽にご相談ください。
遺産分割サポート
不動産の分け方について、まずご依頼者様のご希望を丁寧にお伺いし、不動産の売却や活用方法も含めて検討したうえで、その実現に向けたお手伝いをさせていただきます。
当事務所では、100件以上の相続相談に携わってきた、不動産会社での勤務経験を持つ代表弁護士が、信頼できる不動産事業者や不動産鑑定士などの専門家と連携しながら、ご依頼者様のご意向に沿った遺産分割の実現をサポートいたします。
弁護士への相続の相談をご検討されている方へ
お早めに弁護士へご相談いただくことで、相続や遺産分割に関する問題について、ご希望に沿った解決を実現できる可能性が高まります。
また、遺産分割協議の段階で弁護士に交渉をご依頼いただければ、早期かつ有効な解決につながる可能性が高くなり、ご自身の貴重なお時間を無駄にせずに済むだけでなく、ご家族・ご親族との関係悪化も防ぎやすくなります。
このような理由から、「遺産分割協議がなかなか進まない」「自分の希望通りに相続が進まなさそうだ」と少しでも感じた時点で、弁護士へのご相談をおすすめしています。
